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宮司のいい話

No.218

成功する人の考え方

ジェリー・ミンチントンというアメリカの自己啓発作家は、次のような言葉を残しています。
「自尊心を高め自分の価値を確信することが、人生における成功や幸福に直結する」
自尊心は、プライドと言い換えてもよいでしょう。他人の干渉を受けず、自分の品位を保とうとする心理や態度のことを意珠しています。「優越感」と同じような意味で使われがちですが、それとは異なります。
この「自尊心」をなかなか持てない人がいます。そのような人は、物事をいつも後ろ向きにとらえ、悪い方へ悪い方へと考えてしまい、自分はだめな人間であると結論づけてしまいがちです。

ミンチントン氏は、「自尊心」や「信念」がどのように形成されるか、興味深い見解を述べています。自尊心や信念が形作られる過程では、家族関係がとても大切だというのです。子どもの頃に世話をしてくれた家族は、子どもにとって、世の中への最初の道案内人です。その影響はとても大きく、子どもは家族からの言葉をそのまま受け入れます。さらに、家族の子どもに対する行動は、子どもの考え方に、より強い影響を与えているというのです。自尊心が低い場合でも、また自尊心が高い場合でも、同じことが言えるのです。

つまり、あなたの自尊心や信念は実はあなた自身のものではなく、最も強く影響を与えた周囲の人たちの信念を反映したものにすぎないということなのです。そう考えると、自分の信念には誤りがないと思っていても、周囲の影響で間違った信念を植えつけられている可能性が出てきます。生まれ育った環境によって作られ、無批判に受け入れてしまったために、間違った信念を持ってしまっているということもあり得るのです。

「自分自身では、正しい信念なのか、間違った信念なのかわからないかもしれません。その信念を持ち続けることに慣れ親しんできたから、そう感じているにすぎないからです。
ミンチントン氏はこうも言っています。
「もし『自分は間違った信念など抱いていない』と信じるなら、それ自体が間違った信念だ」
もしも信念が間違っているなら、それは捨てなければいけません。
では、あなたの信念が正しいものなのか、それとも間違ったものなのかを知るためには、どうしたらよいでしょう。次のような三つの信念は、間違ったものである可能性があると言います。

・他人に敵意を感じさせる信念
自分はよいと思っていても、結果として他人に迷惑を掛けていたり、周囲の人があなたに敵意を持ってしまうような信念は、正しいものとは言えません。
・他人より優れているという信念
優越感に褒打ちされた信念もよくありません。
・他人よりも劣っているという信念
劣等感にもとづく信念もまた間違いなのです。

あなたが、自分の信念は正しいと思っていても、それは周囲の環境から大きな影響を受けているものです。もう一度、その信念が真に正しいものかどうか検証してみましょう。それが人生を成功へと導く秘訣かもしれません。
また、「怒り」については「正しく怒ること」の項(42頁)でも触れましたが、もしも人生の成功を求めるなら、この「怒り」についても正しく理解しておく必要があると、ミンチントン氏は述べています。
「私たちは、自分の怒りの原因が周囲の人や出来事にあると考えるが、実際はそうではない。周囲の人や出来事が自分の思い通りになるべきだと思い込んで、自分を怒らせているだけなのだ」
こうした怒りは「不健全な怒り」であり、次の三つの間違った信念が根底にあるからだと言います。

・人生はうまくいかなければ困る
・気にくわないことがあれば腹を立てるのは当然だ
・いやなことに耐えなければならないというのは不合理だ

「不健全な怒り」はあなたを間違った行動に走らせ、さまざまな悪い影響を相手にも周囲にも与えることになってしまいます。
ですから、自分の持っている「怒り」の感情をきちんと検証しておくことが大切です。そして、物事というものは自分の思い通りにはいかないものだと悟り、「不健全な怒り」を抑える方法を知っておくことも必要です。
ミンチントン氏はこう教えてくれています。
「人生は思いどおりになるとはかぎらない。どうにもならないことに怒っても仕方がない」

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