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宮司のいい話

No.191

一心

住宅等を新築される際、よく地鎮祭をご依頼されます。外で行うお祭りですので、雨に当たると大変です。以前、私はこの地鎮祭で十数年間雨に当たったことが一度もありませんでした。今にも降りそうな重い雨雲でも「大丈夫」と思えば雨にあたらないのです。車のワイパーが間に合わないほどの土砂降りでも、地鎮祭の現場に近づくと不思議と晴れてくるのです。
その頃私は、地鎮祭では雨に当たらないという不思議な自信がありました。しかし、その自信を口に出して人に言うようになった時、自慢して天狗になっていたと思うのですが、それ以来雨に当たるようになってしまったのです。
自信というものは、おごらず、自分の心の中でひそかに大切に燃やし続けていくものだと思いました。天狗になると、大自然の法則の中に秘められている不思議なパワーとの食い違いによって、今までのパワーが抜けてしまうのではないでしょうか。
今では「雨が降って喜ぶ人もいるし。一年中地鎮祭を行っているのだから、雨に当たるのは当たり前。雨の日だってあるサー」と思って、お天気を気にしなくなりました。
自信は崩れやすくもろいものですが、確信は確かにそうであると信じる強い思いとなります。
私は今日まで、確信をもって神様に手を合わせていることがあります。それは、一心に神様に祈れば、神様は必ず聞き入れてくださるということです。
私は今までに、大病を患って生死の境にいる人を、一心に祈願して、神様に社会復帰をかなえていただいたことが何度もあります。
しかし神様に救っていただくためには、神様が認めてくださる良いものを普段の生活の中に持っている人でなければなりません。誰でも救ってくださるというものではありません。
札幌八幡宮の本部、神道大教八代管長品田聖平公の詠まれた歌に「大前に祈りてをれば祈ることみなきこしめす神のかしこさ」とあります。信仰心の極みともいえるこの歌は、品田管長の心の清純さを物語っています。
純粋な心で、一心に祈ったならば、神様はみなお聞き入れくださいますよ。だから清らかな心で一心に神様にお祈りしましょう。と、教えてくださっているのです。
子を思う親心、親を思う子の心。家族を思う心は、純粋な心からわき出てきます。家族の者の祈りは神様が一番かなえてくださいます。
ですから私は、真剣に祈願をされる方には、願掛けをするようにお勧めしています。一週間あるいは三週間。時間を決めて、遅れることなく、休むことなく。何か自分にできることを神様に約束して実行するのです。例えば自分の好きなお酒やタバコ、お茶、コーヒーなどを断って、自分の辛さと引き換えに真剣に願い、誠の祈りを神様に捧げるのです。そして一心に祈るのです。必ず神様は一回は聞いてくださいます。
一心に祈ったとき、人間には神に通じる不思議な電波が発生されると思うのです。
私の確信は、一心に念ずれば神様はお聞き入れくださるということです。そして神様にお聞き入れいただけるように正直に生活をしていくことです。
「素直に・明るく・正直に」生活していくことが、この世においてもあの世においても神様に守っていただける秘訣となります。
最後に明治天皇の御製をご紹介します。
「目に見えぬ神に向かいて恥じざるは人の心の誠なりけり」
目に見えない神様の御心に照らし合わせ、自分の心が少しも恥ずかしくなければ、それは、人の目を気にしたり、ていさいや見栄でつくろった心ではなく、純粋で清らかな、人としての誠の心であり、自信に満ちた力強い、最も貴い心であると、教えられているのです。
神様の御心に恥じないよう、何事にも誠実に。そして一心に、一所懸命生きていけるように心掛けましょう。

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