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宮司のいい話

No.234

神との掛け合い

 神様とお話ができる、ある教師の方のお話です。教師は、大病を患ってしまった信者に、快復祈願を頼まれました。
 教師は神様に助けて下さるよう一生懸命お願いをしましたが、神様は「この者はもう駄目だ」とおっしゃいました。
 教師は「駄目だと言われても、何とか助けて下さい」と再度真剣にお願いしました。
 神様は「駄目だと言ったら駄目なのだ」と、その教師の体を押さえつけられました。それでも心の中で一生懸命祈念をしていると、今度は神様に横倒しにされて「駄目なのだ」と仰せられました。
 教師は、息が詰まるような苦しみを3度与えられましたが、やっと起き直って、4回目に神様にお聞き届け戴きました。
 信者は一週間で快復され、お礼参りに来られたので、教師は神様に感謝のお参りをし、「どうしてもっと簡単にお願いをお聞き届け下さらなかったのですか」と伺うと、「あの時は、どうしても駄目だったのだ」と、仰せられました。
 私の母、菊池トシエも神様とお話できましたが、同じ様な体験をしています。
 札幌八幡宮の大晦日の大祓式では、儀式が終わると餅まきをします。式に参加された信者が餅を戴き、翌日の元旦に、雑煮をして家族みんなでそのお餅を食べました。
 すると、80歳を過ぎたお爺さんが、餅を喉に詰まらせ、救急車で運ばれ、意識不明の重体となりました。信者はお爺さんが助かるよう、母にお願いに来ました。母は神様に救って下さるよう一生懸命祈願しました。
 すると神様は「その者は静かに眠っておる、そのまま寝かせておけ」とのお告げでした。
 母は神様に談判しました。「私は今まで、神様のお言いつけ何でも聞いて実行して参りました。でも、今回だけは私の願いをお聞き入れ下さい」と、強く頼んだのです。
 すると一週間後、お爺さんは意識を戻され、後遺症も無く元気に退院されました。担当医が不思議がっていたそうです。
 こうした事は、神様の教えであろうと思います。真剣にお願いをしたならば、難しい問題でも神様はお聞き入れ下さると言うことを、お二人の教師の体験を通して、我々に教えて下さったのではないかと思います。
 そうした実体験のお話を聞くことによって、私達も真剣に神様にお願いしなければならない事を学ぶことが出来るのです。
 神様は、総てをご承知下さるという御神徳に、ただただ感謝申し上げる次第です。

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