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宮司のいい話

No.233

苦労と取るか試練と取るか

 人生を生きている中には、色々な難関や苦労を体験します。
 しかし、苦労の感じ方も人それぞれで「人生には色々な事が起きるのだから、多少の苦労をするは当たり前」と思って、黙々と苦労に立ち向かい乗り切って行く人もいます。
 反面、同じような苦労でも、人生の大事件と思い、悩み苦しみ絶望を感じでしまう人もいます。その違いは何でしょうか。経験の違い、受け取る心の違い、気概の違い、それぞれの違いが有ると思います。苦しみと取るか、試練と取るかで、結果が変わって来るのではないでしょうか。私の信じていることに、「神は、自分に背負い切れない難題は与えられない」と、言う事です。今、苦しみの真っ最中で、先の見えない暗黒の状態であるとしても、「私に背負い切れない難題を、神はお与えになら無い」と、信じたならば「サア、この難題をお前ならどう乗り切るか」と、神様に試されていると思い、必ず打開の道がある事を信じ、真正面から取り組んで行けると思います。そして、必ずや打開の糸口を見つけ、乗り切って行けると信じます。そのパワーが持てるか否かは、受け取り方の気持ちで変わって来るのです。困難を人の性や、何かの性にするのでは無く、自分を鍛える肥しとして、しっかりと受け止め、真剣に全力で立ち向かうのです。不思議な力が、自分の中から湧き出て来ます。智慧が生み出されて来ます。思わぬ人から、助言や援助が得られる事も有ります。何より、自分の中に存在する神が、働いてくれます。そして、自分でも、どうしてあんな凄い事が出来たのだろうか、と思えるような結果が現れて来るのです。そして、困難を乗り切って行けるのです。何かの性にして、心が困難から逃げてしまっては、解決の糸口は生まれてきません。
 何時迄も困難に付きまとわれ、いっ時は良き方に向いたと思っても、同じような困難を繰り返してしまいます。それは、神から与えられた試練を卒業していないから、同じような困難が繰り返されるのです。
どんなに苦しい状態であっても、明日には必ず太陽が昇ってきます。

 暖かい日射しと共に、私たちを励ましてくれます。
 大宇宙の活動が、私たちを見守ってくれています。
 私たちに乗り切れない困難は無いのです。

 困難に感謝が出来るようになったならば、困難が困難では無くなり、乗り越えて行けるのです。そして、人生の喜びを感じるのです。私達は本当に有難い神様のみ恵の中に生かされているのです。良いことも悪いことも、総て神様のお計らいと受け止め、感謝の心で、今日一日を、元気に明るい心で、誰かの為に生きて行きましょう。

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