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宮司のいい話

No.227

マイナス波長を出さない

 世の中には、霊に「憑かれやすい」人がいます。別の言い方をすると、霊に「好かれやすい」ということです。
 この世に残っている「浮かばれない霊」というのは、「溺れる者は藁をも掴む」ということわざのように、何とかこの状況から抜け出したいと考えています。霊の側もある意味で必死なのです。自分を救ってくれそうな人を見かけたら、霊はしがみついてきます。
 では、どんな人たちが「憑かれたり」「好かれる」のでしょうか。
まずは、「気持ちのやさしい人」です。やさしい人は、霊的なものが憑いたと自覚しても、それを強く拒絶できない場合が多いのです。何かを頼まれたらいやと言えない人というのは、霊にとっても「この人なら何とかしてくれそうな人」と見えてしまうのです。霊にとって「都合のいい人」と言えるのかもしれません。そういう人は、もしも霊的な何かを感じたら「自分には何もできない」という気持ちを強く持って、拒絶した方がよいでしょう。
 また、「霊と波長の合う人」も霊に「憑かれたり」「好かれる」ようです。浮かばれない霊というのは、マイナス波長を持っています。この世に未練を強く残していたり、恨みを持っていることが原因と言えるでしょう。そうした負の感情がきちんと整理されていない霊は、この世に強く未練が残りすぎて、行くべきところへい行けません。人間の気持ちが負の感情に支配されている場合、そのマイナス波長が霊と同調してしまい、「この人といれば自分もなんとか浮かばれるだろう」と勘違いをされて、憑かれるのです。私たちが、気の合う人たちや同じ雰囲気を持つ人たちと一緒にいると心地いいのと同じように、霊にとっても気の合う人間や同じ雰囲気を持つ人間は心地よく感じられるのです。つまり、霊に憑かれやすいのは、マイナス波長を発生していることが原因と言えるでしょう。
 ということは、自分の波長を自分で変えることによって霊を跳ね返すことができるのです。
 あなたがマイナス波長を出していて霊が憑くのであれば、自分自身で波長をプラスに変えていくことが大事なのです。波長をプラスに変えると、霊はチャンネルが合わなくなるので近寄れず、跳ね返されるということになります。
 つい愚痴を口にしてしまいそうな時、あるいは人を妬んだり、恨んだり、よくない感情に支配をされている心理状態の時、人はマイナス波長を出しているのです。そんな時には、「今、マイナス波長を出している」ことに気づいて、自分を振り返り、反省をしてみましょう。
後ろ向きで、よくない感情に支配されたままでいると、同じようによくない感情を持った霊が入ってくることにもなりかねません、
 例えば、つかれ疲れている時などは気分が緩みがちですが、霊的なものが入り込むすきを与えないように、多少の緊張感を保つように心がけたり、愚痴や妬み、恨みといった不平不満を口にするのではなく、気持ちを前向きに切り替えることが大切です。それが、チャンネルを変えるということです。
また、精神的に弱ってる時はマイナス波長が出るので、自分で気持ちを引き締めることが大切です。
では、精神的に強くなり、プラス思考を保つためにはどうすればいいのでしょう。それは、感謝の気持ちで日々を送ることです。日々、明るい気持ちで生活をしていれば、霊は憑くことができません。しかし、感謝の気持ちがないと、明るい気持ちも長続きしないのです。
自分は一人で生きているわけではない、たくさんの人々に助けられて今の自分があると気づいた人は、日々の感謝の中で過ごしているので、人の悪いところばかりに目がいくようなことにはならず、明るく前向きな生き方となるのです。そうした時に、新しいプラスのパワーが産まれてくるのです。
 どんなことでも、感謝の気持ちで物事を考えていくようにすると、霊的なものに憑かれるような隙もできません。そして、あなた自身の心が温かくなって元気がわいてくるのです。

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